ロールブラシ
ロールブラシ
木または、樹脂に穴を明けて植毛して作るロールブラシをご紹介いたします。ロールブラシ(穴あけ植毛タイプ)の用途としては、半導体・液晶関連、印刷関連、そしてもっとも身近な根菜類(牛蒡や人参))の洗浄などがございます。特徴としては、植毛穴径、植毛穴数など自由に決める事が出来る為、用途に合わせたブラシを作る事が出ます。
木ロールブラシ
木ロールブラシは、精度は程ほどでもガンガン使う用途に向いています。たとえば野菜洗いや木板の洗浄・塵払いなどです。
チャンネルブラシよりも単価が安く、また木部径をφ80ミリ程度とれば周速も得られやすいので、回転数を落とすこともできます。
ロールブラシの全長は2.000ミリ程度までは製作できます。用途によっては向き不向きもありますのでご相談下さい。
また、ロールブラシには機械植えと手植えがございますが、手植えは職人が1穴1穴植えていくので耐久性は抜群ですが、製作期間が長くなり単価も高くなります。
樹脂ロールブラシ
樹脂ロールブラシは樹脂台にステンレス針金で植毛します。主に水や溶剤を使用する環境で、洗浄・クリーニング・水の巻き上げなどに使用されます。
樹脂台を使用するため精度を求められますが、穴を小さく細かく植毛することが可能で、微細な毛を使用して、ハイテク関連(FPDなど)に使用されます。
また、木ロールブラシより水が多い所の使用において耐久性に優れています。
しかし、その分値段が高くなるこ、土台の径を大きくできない(φ〜φまで)ことが欠点となります。
その他のロールブラシ
木ロール塩ビ管被ロールブラシ
木ロール塩ビ管被は、木ロールに塩ビ(PVC)の管を被せた商品は、木ロールと樹脂ロールのいいところどりの商品です。
樹脂ロールの径の問題を解決しながら、木ロールの耐久性をあげることができます。
特注品になります。
二割ブラシ 半割ブラシ
ベアリングなどに固定されたシャフトはそののままに、ロールブラシ交換を楽にする為に用いりますが、ブラシ製作はコスト高になります。
詳しい説明は、二割ブラシ 半割ブラシへ。
PS版研磨用ロールブラシ
印刷機械のPS版を研磨するのに使います。
土台はアルミの手植えブラシです。
植毛できる職人が少なくなっているので、納品できる数や製造期間に制限がございます。